Walnut furniture

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ダイニングの家具計画。ダイニングチェアは日常的に動かす頻度が高いので、重量が軽く、空間に馴染みやすい、暖かみのある木味のクルミを材料に選定した。また、構成する部材を直線で硬質的に組むことで、柔らかさと同時に適度な緊張感のある形にしている。貫をなくし、抽象度の高いフレーム形状としているので、幕板と脚の接合部は強度の高い地獄ほぞとしている。材料の重量や色、木味によって生まれるイメージに相反する形を与えることで、新鮮な空気感を日常空間の中にもたらすことを目指した。

家具:COMMON 岡部創太(協働設計)
写真:西森秀一